クロージングの秘訣

世の中には「営業を心から楽しんでいる人」と「営業に苦しんでいる人」がいますが、原因の一つはコミットメントとクロージングの違いを区別できていないことにあります。

 

そこでコミットメントとクロージングの違いを、イメージや言葉を使って区別してみました。

 

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コミットメントとクロージングの違い

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迫るー待つ

終わらせる-始まり

自分スポット-相手スポット

説明+余裕のない気持ち+Cコード-質問+Yes+ICコード

やらされ感からくる会話-本心からの会話

ノルマ-勇気づけ

知識でねじ伏せる-本心からの会話

完全主義-8勝7敗

絶対決めてもらう-楽しく選べる

恐怖-楽しい

自分で宣言-相手と歩む(プロポーズ)

 

このように自分にスポットライトが向いているのか、相手にスポットライトを向けているのかで、相手との会話がまったく違ったものになりそうです。

 

しかし想いがあっても、それが相手に届かなくては意味がありませんので、どのようなトークを使っているのかシェアしました。

 

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クロージングのトーク(一部)

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・〇〇には少しは興味がありますか?

・もし〇〇の能力が手に入ったらどんな人生になりそうですか?

・もし〇〇を選ばなかったらどんな人生になりそうですか?

・もしはじめるとしたら今月と来月どちらにしますか?

・しっくりきていない感じですか?

・イメージは、早めに始めたいですか?それともゆっくり考えたいですか?

・参加者は一部の方ですか?それとも全員ですか?

・どのコースなら気持ちよくスタートできそうですか?

・出展するとしたらAの場所とBの場所はどちらがいいですか?

・もしお手伝いをするとしたらお風呂掃除がいい?それとも食器洗い?

 

これ以外にも多くのシェアありましたが、自分のトークには「選択肢が少ないことに気づいた」という人もいました。

 

もちろんトークだけですべて上手くいくわけではなく、失敗や恥ずかしい経験をたくさん乗り越えることで本物のクロージング力が身に付きます。

 

そこで恥ずかしい経験をシェアして恥ずかしい経験を増やしちゃいましょう!

 

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最近恥ずかしい経験や恥をかいた経験は?

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・オンラインミーティングで顔を出すこと

・寝起き直後の顔を見られること

・社会の窓が空いていることに気がつかず外出していた

・電車の中で知り合いと思って声を掛けたら全然知らない人だった

・恥を恥と感じていない自分に気づいた

 

先週は「野暮と粋」今週は「コミットメントとクロージング」。

 

この2つの違いはやはりスポットライトの向きが「自分か、相手か」で共通しているようですね。

 

あなたは普段スポットライトを何処に向けて会話をしていますか?