営業であれば、もちろん「売りたい」と思います。
しかし、買う側は「売りたい」人からは買いたくないですね。
ならばどうやって売るのか。
「買っていただきたいと思っていますが、
売りつけるつもりはありません。
どのようなもの(こと)がお望みですか?」
本音を隠しても見え透いてしまいますから
「買っていただきたい」という本音と
「売りつけるつもりはありません」と安心を伝えたうえで
相手の要望を聞く。
「安い車が欲しいんだよね」
「それならば・・・」
まだ聴き出せていないのに売りにいってもだめですね。
「安い車と言われましたが、燃費のいい車の方がよろしいですか」
他にも聴くことはあります。
「遠出はされますか?」
「ご高齢の方が運転されますか?」
相手の要望を引き出したうえで
「それならば」
専門家として要望にあったものをご提案する。
言われたことだけに応えれば良いわけではありません。
隠れたニーズを引き出して
最善の提案をする。
営業ではなく専門家として。